11人目 : FW 田中マルクス闘莉王 (京都サンガ)→ 当初はCBで起用されたが怪我がきっかけとなってフォワードにコンバートされた。大きな決断だったがこれが大成功。26試合で13ゴールを挙げているが京都は監督人事も含めて様々なことが不透明。フロントがフォワードとしてのFW闘莉王に対してどういう評価を下しているのか?も不透明である。「フォワード・闘莉王」というのは「CB・闘莉王」以上に劇薬なので電撃退団となっても不思議はない。
12人目 : DF 大本祐槻 (FC岐阜)→ 数年前までは「高卒ルーキーや大卒ルーキーを引き抜くのは御法度」に近かった。タブーと考えられていたが、2015年オフのMF江坂とMF三竿健、2016年オフのMF瀬川祐やMF中村駿など近年はプロ1年目から大車輪の活躍を見せたルーキーがより規模の大きいクラブに引き抜かれるケースが増えている。今年の大卒ルーキーの中でMF高井に次いで引き抜きの可能性が高いのはDF大本だろう。将来性は抜群である。
13人目 : MF 石津大介 (アビスパ福岡)→ 切れのあるドリブルと正確なシュートを武器に存在感を発揮してきたMF石津であるが夏あたりから出場機会がガクンと減っている。より守備意識の高いMF山瀬功やMFジウシーニョが重宝されるようになったがスタッツ的には相当に優秀。自身の力を発揮できずにいることに関しては本人も思うところはあるだろう。J2の上位クラブでもエース格になれる選手なので電撃移籍があっても不思議はない状況である。