サッカーコラム J3 Plus+　

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#1789 【J1】 18クラブの「途中出場した選手のゴール数」に着目してみた。 (2017/11/2) | | |　

■　最多は横浜Fマリノスで11ゴール

J1は残り3試合になった。優勝争いは鹿島と川崎Fの2チームに絞られているが苦しみながらもアウェイで札幌に勝利した鹿島が2連覇に大きく前進した。川崎Fとの差は「4」なので次節にも優勝が決まる状況になった。ACL争いはC大阪・柏・横浜FM・磐田の4チームの争いになっているがMF清武がスタメンに復帰してから3連勝と調子を上げてきたC大阪が有利な立場にある。磐田に競り負けて5位に転落した横浜FMは32節に行われるC大阪戦(H)がヤマ場になる。横浜FMが勝利するとC大阪を順位で逆転することができる。

残留争いは13位の札幌は「悲願のJ1残留」に王手をかけた。広島との差は「7」なので次節にもJ1残留が確定する。清水は苦戦が続くが直近のFC東京戦(A)で何とか引き分けたことで16位の広島との差は「4」に広がった。こちらも次の節でJ1残留を確定できるところまで持ち込んだ。15位の甲府、16位の広島、17位の大宮はいずれも直近の試合は敗れた。甲府は2連敗中で、広島は3連敗中で、大宮は9試合勝ちなし中と苦しい戦いが続いている。ここに来ての新潟の頑張りは称賛に値するが1つも落とせない状況である。

J1は大詰めを迎えているが31節が終了した時点での「途中出場した選手のゴール数」をクラブ別にカウントしてみた。途中投入した選手の活躍がキーになる試合は多いがJ1で最多となるのは横浜FMで11ゴール。FWウーゴ・ヴィエイラが5ゴールを挙げており、MF前田直とMF遠藤渓が2ゴールを挙げている。改めて数字を出してみるとモンバエルツ監督の選手起用は当たるケースが多い。途中投入された選手がゴールを奪って勝利を類寄せるケースが多かったのも今シーズンの横浜FMの躍進の大きな理由と言える。

2番目はFC東京と鹿島で9ゴールとなる。FC東京は途中加入したFWピーター・ウタカが6ゴールを挙げている。今シーズンは23試合で8ゴールを挙げているがそのうちの6ゴールは途中出場の時に記録している。23試合のうちスタメンは9試合、途中出場は14試合。FC東京への加入が決まった時から「切り札的な起用法になるだろう。」と言われていたが途中出場で6ゴールを挙げているので十分に期待に応えている。期待値が非常に高かったので「期待以下だった。」と評価する人もいると思うが数字は優秀である。

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◆　まとめ

　#1789 【J1】 18クラブの「途中出場した選手のゴール数」に着目してみた。 (2017/11/2)

　　・最多は横浜Fマリノスで11ゴール
　　・途中出場で結果を残すFW鈴木優(鹿島)
　　・ワーストはセレッソ大阪で2ゴールのみ
　　・選手交代といっても目的はいろいろ

→　J1の18クラブの「途中出場した選手のゴール数」をカウントしてみました。クラブ別で最多となったのは11ゴールの横浜FMです。新加入のFWウーゴ・ヴィエイラが1人で5ゴールを挙げているのが目に付きます。逆にJ1でワーストとなったのはC大阪でわずか2ゴールのみでした。ゴールを決めているのはMF水沼とMF清武なので「途中出場でゴールを期待できるストライカーがいなかった。」と言えます。

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