1人目 : MF 大森晃太郎 (ヴィッセル神戸) ・攻撃CBP/90分 → 2.683 (6位)
・ドリブルCBP/90分 → 0.484 (16位)
・パスCBP/90分 → 1.987 (20位)
→ 「攻撃の中心になれるチームでプレーしたい。 」という思いからG大阪を離れて神戸に移籍したが、新天地では攻撃の中心として活躍中。攻撃CBP/90分は2.683でJ1の全選手の中で6番目。1位のMF中村憲(川崎F)、2位のMF柏(広島)、3位のMF大島僚(川崎F)、4位のMF清武(C大阪)、5位のMF村田和(清水)に次ぐ数字なので素晴らしい成績を残している。慣れ親しんだG大阪を離れたことがこれまでは吉と出ている。
2人目 : DF 森脇良太 (浦和レッズ) ・攻撃CBP/90分 → 2.589 (10位)
・パスCBP/90分 → 2.290 (8位)
→ 10節の鹿島戦(H)での差別騒動が原因で出場停止中。人間的な評価を大きく下げてしまったが、CBでありながら攻撃CBP/90分は10位、パスCBP/90分は8位。攻撃面での貢献度が極めて高いことがよく分かる。ちなみに逆サイドのDF槙野(浦和)は攻撃CBP/90分が82位、パスCBP/90分が105位なので平凡な順位におさまっている。当然のことながら、攻撃CBP/90分とパスCBP/90分はCBの中ではJ1トップ。
3人目 : MF 永戸勝也 (ベガルタ仙台) ・クロスCBP → 7.09 (1位)
・クロスCBP/90分 → 0.750 (5位)
→ 法政大から仙台に加入した大卒ルーキーのMF永戸は開幕から左WBの位置でレギュラーを確保している。「3-4-2-1」を採用する仙台の新たな武器になっているが、10節を終えた時点でクロスCBPが7.09でJ1の全選手の中でナンバー1。クロスCBP/90分も0.750で5番目なのでクロスから多くのチャンスを演出できていることが良く分かる。クロスが大きな武器となるが距離の出るロングスローも武器となる。
4人目 : MF 稲垣祥 (サンフレッチェ広島) ・攻撃CBP/90分 → 2.407 (19位)
・パスCBP/90分 → 2.407 (5位)
・守備CBP/90分 → 6.971 (49位)
→ 昨オフに甲府から広島に移籍したMF稲垣は開幕当初はボランチの位置でスタメン起用されていたがチームは結果を出せず。個人としても高評価を得ることが出来なかったがCBP的には非常に優秀。パスCBP/90分に関しては1位のMF大島僚(川崎F)、2位のMF中村憲(川崎F)、3位のMF森谷(川崎F)、4位のMF清武(C大阪)に次いで5番目となる。また、守備CBP/90分も6.971で49位。ボランチの中ではリーグ上位。
5人目 : MF 森島司 (サンフレッチェ広島) ・攻撃CBP/90分 → 2.573 (13位)
・ドリブルCBP/90分 → 0.543 (11位)
・パスCBP/90分 → 2.029 (17位)
→ 怪我人続出のチーム事情もあって開幕スタメンをゲット。開幕から猛アピールに成功したことも絡んでU-20W杯のメンバーに選ばれたが怪我のため辞退することになった。残念なことになったが攻撃CBP/90分が13位、ドリブルCBPが11位、パスCBP/90分が17位。効果的なプレーが多いことが良く分かる。今シーズンは2シャドーの一角でプレーする機会が多くなっているがボランチとしても可能性を秘めている。
6人目 : MF 森谷賢太郎 (川崎フロンターレ) ・攻撃CBP/90分 → 2.568 (14位)
・パスCBP/90分 → 2.568 (3位)
→ 筑波大時代に風間監督の指導を受けたMF森谷は「風間監督の申し子」とも言われる。風間チルドレンの1人であるが、鬼木監督にバトンタッチされた今シーズンも川崎Fで存在感を発揮している。攻撃CBP/90分は2.568でJ1で14位。パスCBP/90分に至ってはチームメイトのMF大島僚(川崎F)とMF中村憲(川崎F)に次いでJ1で3位。目立ちにくい選手であるが味方のチャンスに絡む効果的なパスが多いことが良く分かる。
7人目 : FW 河本明人 (ヴァンフォーレ甲府) ・ドリブルCBP/90分 → 0.419 (25位)
・クロスCBP/90分 → 0.327 (42位)
・シュートCBP/90分 → 0.584 (20位)
→ FW河本は「J1屈指のイケメン」として知られているが、ドリブルCBP/90分が25位、クロスCBP/90分が42位、シュートCBP/90分が20位。3部門で上位に付けている。甲府の攻撃陣はエースのFWドゥドゥと仙台から加入したFWウイルソンの2人が中心。また、「甲府の至宝」とも言われているFW堀米勇にかかる期待も相変わらず大きいが、FW河本はコンスタントに出場機会を得て効果的なプレーを続けている。
8人目 : DF 山本英臣 (ヴァンフォーレ甲府) ・守備CBP → 80.05 (28位)
・守備CBP/90分 → 12.684 (3位)
→ J2時代の2003年からずっと甲府でプレーし続けているDF山本英は「甲府のレジェンド」と言える。36才になった今も3バックの中央のファーストオプションとしてチームを引っ張っている。正確なビルドアップと読みの良さを生かしたクレバーな守備が最大の特徴となるが、守備CBP/90分は12.684でJ1の中では3番目。1位のDF遠藤航(浦和)、2位のDF菊地将(大宮)に次ぐ数字を残しており、ベテランはまだまだ健在。
9人目 : DF 福森晃斗 (コンサドーレ札幌) ・攻撃CBP/90分 → 1.824 (53位)
・クロスCBP/90分 → 0.425 (20位)
・守備CBP/90分 → 7.774 (40位)
→ 札幌の不動の左ストッパーであるDF福森晃は左足の精度の高いキックが最大の武器となる。札幌ではプレイスキッカーを任されており、J2だった2016年は多くのゴールをアシストしてJ1復帰の原動力になった。昨オフには浦和が獲得に動くほど評価が高まっているが、攻撃CBP/90分が53位、クロスCBP/90分は20位、守備CBPも40位と攻守に良い数字を残している。左足のキックの精度の高さはJ1でも上位クラス。
10人目 : MF フェリペ・シウバ (サンフレッチェ広島) ・攻撃CBP/90分 → 2.587 (11位)
・ドリブルCBP/90分 → 0.600 (8位)
・パスCBP/90分 → 1.768 (26位)
・クロスCBP/90分 → 0.219 (71位)
→ 「アタリ助っ人で間違いなし。」と言われたMFフェリペ・シウバだったがJリーグ開幕と同時に勢いが止まってしまった。チームが低迷したこともあって批判の対象になることが多かったが、攻撃CBP/90分は11位、ドリブルCBP/90分は8位、パスCBP/90分は26位。3部門でJ1屈指の数字を残している。クロスCBP/90分も71位なのでドリブルも出来てパスも出せるハイレベルな選手であることは間違いなさそう。
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