9位 川崎フロンターレ 7億1,760万円 第1位 : MF 中村憲剛 ・・・ 1億円
第2位 : MF 家長昭博 ・・・ 8,000万円
第2位 : FW 小林悠 ・・・ 8,000万円
→ 優勝候補の一角に挙げられている川崎Fは9番目。J1の18クラブの総年俸の平均値は7億2,263万円なので「J1平均よりもやや下」となる。当然のことながら、大黒柱のMF中村憲が1億円でチームトップとなる。続くのはMF家長とFW小林悠の2人。今オフ、FW小林悠に対しては鳥栖が1億8,000万円、神戸が1億7,000万円の年俸を提示したと言われているので「破格のオファーを断って川崎Fに残留した。」と言える。
8位 大宮アルディージャ 7億6,120万円 第1位 : FW ムルジャ ・・・ 1億円
第2位 : FW 大前元紀 ・・・ 6,000万円
第3位 : MF ネイツ・ペチュニク ・・・ 5,000万円
第3位 : DF 菊地光将 ・・・ 5,000万円
→ 総年俸がJ1の18クラブの中で8番目となる大宮はJ1平均を少し上回った。2016年は27試合で6ゴールのみと期待に応える働きができなかったFWムルジャが1億円でチームトップとなる。昨シーズンは年俸分の働きが出来なかったが今シーズンは得点源としてゴールを量産したい。清水から電撃移籍してきたFW大前がチーム2位の6,000万円で、MFネイツ・ペチュニクとDF菊地将がチーム内で3番目の5,000万円となる。
7位 横浜Fマリノス 8億3,120万円 第1位 : DF 中澤佑二 ・・・ 1億円
第2位 : FW ウーゴ・ヴィエイラ ・・・ 8,000万円
第3位 : MF 齋藤学 ・・・ 7,500万円
→ 賛否両論ある中で若返りを推し進めた横浜FMは7番目。交渉の初期段階で大幅な年俸ダウンを提示されたことが大きな話題になった元日本代表のDF中澤は1億円でチームトップとなるが、同じく大幅なダウン提示を受けた元日本代表のDF栗原は2,500万円となっている。期待の新戦力のFWウーゴ・ヴィエイラは8,000万円でチーム2位。今オフ、新たにJリーグにやって来た外国人選手の中では最高年俸となる。
6位 ガンバ大阪 8億7,500万円 第1位 : MF 遠藤保仁 ・・・ 1億5,000万円
第2位 : MF 今野泰幸 ・・・ 1億円
第3位 : MF アデミウソン ・・・ 9,000万円
→ 当然のことながら、元日本代表のMF遠藤が1億5,000万円でチームトップとなる。この額は2016年のJ1の得点王に輝いたFWレアンドロ(神戸)と並んでJ1の中では最高年俸となる。2位は元日本代表のMF今野で1億円。3位はMFアデミウソンで9,000万円となるが、DF岩下、MF阿部浩、MF大森、FWパトリック(※ 怪我で長期離脱中)などが抜けたこともあって総年俸はJ1の中で6番目。意外と低い順位になった。
5位 ヴィッセル神戸 9億7,600万円 第1位 : FW レアンドロ ・・・ 1億5,000万円
第2位 : MF ニウトン ・・・ 8,000万円
第3位 : GK キム・スンギュ ・・・ 7,000万円
第3位 : MF ウエスクレイ ・・・ 7,000万円
→ 助っ人カルテットが上位を独占した神戸はJ1の中で5番目となった。日本人選手の中ではDF伊野波とMF渡邉千が6,000万円で最多となる。ちなみに加入が噂されていたFWポドルスキは『3年契約で年俸800万ユーロ(=約9億6000万円)』と報じられているのでほぼ神戸の2017年の総年俸と同じになる。報道どおりの条件でFWポドルスキの加入が決まるとJ1の18クラブの中で神戸の総年俸が断トツの1位になる。
4位 鹿島アントラーズ 9億9,060万円 第1位 : FW ペドロ・ジュニオール ・・・ 1億円
第1位 : MF レオ・シルバ ・・・ 1億円
第3位 : MF 小笠原満男 ・・・ 8,000万円
→ クラブW杯で準優勝に輝いた鹿島は4番目。DF昌子、DF植田直、MF土居、FW赤崎などレギュラー格の選手の半数ほどはまだ若い選手なので総年俸は意外と低く抑えられている。注目の新戦力のGKクォン・スンテは7,000万円。ポジション争いを繰り広げるGK曽ヶ端と全く同じ額となる。ブラジル代表経験のあるMFレアンドロは4,000万円なのでそこまで高くない。日本代表復帰が期待されるFW金崎は6,000万円。
3位 浦和レッズ 10億5,740万円 第1位 : MF 阿部勇樹 ・・・ 8,000万円
第1位 : DF 槙野智章 ・・・ 8,000万円
第1位 : GK 西川周作 ・・・ 8,000万円
第1位 : MF 柏木陽介 ・・・ 8,000万円
第1位 : FW 興梠慎三 ・・・ 8,000万円
→ 年間最多勝ち点を記録した浦和はMF阿部勇、DF槙野、GK西川、MF柏木、FW興梠という主力5人が8,000万円で並んでいる。総年俸で1位から9位になった9チームの中で1億円プレーヤーがゼロなのは浦和のみ。意外な結果になった。新加入のFWラファエル・シルバは5,000万円なので高年俸ではないようだ。なお、先日、退団が決まったばかりのDFイリッチ(=推定5,000万円)の数字は除外している。
2位 FC東京 11億1,700万円 第1位 : FW 大久保嘉人 ・・・ 1億2,000万円
第2位 : DF 森重真人 ・・・ 1億円
第3位 : DF 太田宏介 ・・・ 9,000万円
→ 大型補強を敢行したFC東京は2位だった。新加入のFW大久保が1億2,000万円でチームトップ。J1全体でも1億5,000万円のFWレアンドロ(神戸)とMF遠藤(G大阪)に次いで3番目となる。日本代表のDF森重は1億円。1億円プレーヤーが複数いるチームは鹿島・FC東京・G大阪・C大阪の4チームのみ。Jリーグでは1億円プレーヤーというのはかなり貴重である。新加入のMF永井謙は7,500万円、MF高萩は7,000万円。
1位 セレッソ大阪 11億2,800万円 第1位 : MF 清武弘嗣 ・・・ 1億2,000万円
第2位 : GK キム・ジンヒョン ・・・ 1億円
第3位 : FW 柿谷曜一朗 ・・・ 8,000万円
第3位 : MF 山口蛍 ・・・ 8,000万円
第3位 : MF ソウザ ・・・ 8,000万円
→ 鹿島や浦和やFC東京を上回って1位になったのは昇格組のC大阪だった。これは意外な結果と言える。セビージャから電撃復帰したMF清武の年俸については諸説あるがエル・ゴラッソの選手名鑑では1億2,000万円と記載されている。GKキム・ジンヒョンはキーパーとしてはJリーグで唯一の1億円プレーヤーとなる。その他ではFW杉本健とDFヨニッチが6,000万円、FWリカルド・サントスとDF山下が5,000万円。
→ 【J1】 全18クラブの2017年の総年俸について調べてみた。 (上) → 10位~18位はこちら
→ 【J1】 全18クラブの2017年の総年俸について調べてみた。 (下)
表1. J1の18クラブの総年俸のランキング
順位 | クラブ名 | 総年俸 (万円) |
1 | セレッソ大阪 | 112,800 |
2 | FC東京 | 111,700 |
3 | 浦和レッズ | 105,740 |
4 | 鹿島アントラーズ | 99,060 |
5 | ヴィッセル神戸 | 97,600 |
6 | ガンバ大阪 | 87,500 |
7 | 横浜Fマリノス | 83,120 |
8 | 大宮アルディージャ | 76,120 |
9 | 川崎フロンターレ | 71,760 |
10 | ??? | 68,100 |
11 | ??? | 64,220 |
12 | ??? | 58,810 |
13 | ??? | 53,230 |
14 | ??? | 47,460 |
15 | ??? | 43,040 |
16 | ??? | 42,470 |
17 | ??? | 40,900 |
18 | ??? | 37,110 |
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