MF 大島僚太 (川崎フロンターレ) 1993年1月23日生まれ 168センチ/64キロ→ 五輪代表の不動の指令塔。パスの精度が高くて2015年はJ1のリーグ戦では89.7%という高いパス成功率だった。Wボランチを組む機会の多いMF中村憲(川崎F)から多くのものを吸収している。早生まれの1人ということもあって発足当初から「チームの中心」として大きな期待を背負ってきたがU-23アジア選手権ではゴールやアシストといった目に見える形でチームに貢献することが期待される。ボール奪取も得意。
MF 遠藤航 (湘南ベルマーレ→浦和レッズ) 1993年2月9日生まれ 178センチ/75キロ→ 今オフのJリーグの移籍市場の目玉。7クラブほどが獲得に乗り出したが射止めたのは浦和だった。本職はCB。湘南では「3-4-2-1」の右ストッパーでプレーする機会がほとんどだったが五輪代表ではボランチが主戦場になっている。対人守備能力が高くて最終ラインの前でフィルター役になることができる。178センチなのでそこまで大きくないが空中戦に強い。セットプレーのときはターゲットの1人となる。
MF 原川力 (京都サンガ→川崎フロンターレ) 1993年8月18日生まれ 175センチ/72キロ→ 生まれ故郷は山口県。小学生のときは「J2昇格」を果たしたレノファ山口の下部組織であるレオーネ山口でプレー。なでしこジャパンに選ばれた経験のある田中陽子は同級生でありチームメイトだった。テクニックに優れたゲームメーカー。2列目でもプレーできるが、下がり目の位置から攻撃をコントロールするのが得意。長い間、コンビを組んできたFW久保裕(ヤングボーイズ)とのホットラインに期待がかかる。
MF 矢島慎也 (ファジアーノ岡山) 1994年1月18日生まれ 171センチ/67キロ→ 浦和ユース出身。浦和のトップチームではほとんど試合に出場できなかったが2015年は期限付き移籍先の岡山で38試合で8ゴールと活躍した。夏以降、岡山ではボランチでプレーする機会が多かったが五輪代表では2列目が主戦場となる。技術が高くてアイディアが豊富。フィジカル的な強さは無いが右足のミドルシュートは威力十分。試合の流れを変える切り札的な役割を任される可能性が高いアタッカー。
MF 中島翔哉 (FC東京) 1994年8月23日生まれ 164センチ/64キロ→ 手倉森JAPANの10番を背負うチームの顔。ちょうど2年前に行われたU-22アジア選手権(第1回)で大活躍して手倉森監督の信頼を勝ち取った。フィッカデンティ監督の評価を勝ち取ることが出来なくて所属のFC東京では思うように出場機会を得られていないが攻撃的なセンスは抜群。突破力があって得点力も高い。五輪代表での実績は攻撃陣の中では一番上。相手のマークが集中する可能性が高い。
MF 南野拓実 (ザルツブルク) 1995年1月16日生まれ 174センチ/67キロ→ 約1年前にC大阪からザルツブルクに完全移籍すると、今シーズンは首位を走るザルツブルクの攻撃の中心として活躍。19試合で7ゴールを挙げて国内リーグの得点ランキングで5位タイに付けている。全ての能力がハイレベルなオールラウンドなアタッカー。ハリルJAPANにも選ばれている。リオ世代の攻撃的なポジションの選手の中でもっとも将来を嘱望されている選手の1人で日本代表のエース候補。
MF 井手口陽介 (ガンバ大阪) 1996年8月23日生まれ 171センチ/71キロ→ 幾多の名選手を輩出してきたG大阪ユース出身のボランチ。同ポジションに元日本代表のMF遠藤とMF今野がいるのでG大阪で出場機会を得るのはかなり大変であるが徐々に出場機会が増えてきた。攻守両面でチームに貢献することができる万能型のボランチで欠点らしい欠点は無い。大きな舞台でも物怖じしない精神力の高さも評価されている。「G大阪におけるMF遠藤の後継者候補の1人」と言われている。
MF 豊川雄太(鹿島アントラーズ→ファジアーノ岡山) 1994年9月9日生まれ 173センチ/62キロ→ 12月30日(水)に発表された「残り2枠」に選ばれたアタッカー。MF関根貴(浦和)やMF前田直(松本山雅→横浜FM)などJ1で実績を残した選手を差し置いて選ばれたことに関しては賛否両論あるが、定期的に五輪代表に呼ばれており、与えられた少ないチャンスでしっかりと結果を残してきたことが実を結んだ。大津高出身でDF植田直(鹿島)とは高校時代からのチームメイト。岡山への期限付き移籍が発表された。
FW 久保裕也 (ヤングボーイズ) 1993年12月24日生まれ 177センチ/68キロ→ 山口県出身。MF原川(京都→川崎F)は一緒に山口を出て京都U-18に入団した間柄である。高校3年生だった2011年にJ2デビューを飾ると30試合で10ゴールを記録。さらには年末の天皇杯でも活躍。当時のザッケローニ監督に認められて高校生にしてフル代表に選出されたことが大きな話題になった。今シーズンはスイスの国内リーグで17試合で4ゴール。海外組の1人として大爆発することが期待される。
FW 鈴木武蔵 (水戸ホーリーホック→アルビレックス新潟) 1994年2月11日生まれ 185センチ/74キロ→ 父親がジャマイカ人で母親が日本人。高校時代は抜群のスピードを生かしたアタッカータイプだったが、プロ入り後は185センチという恵まれたサイズを生かしたポストワークが上達。CFとして評価されるようになった。所属クラブでは目立った実績を残せていないが五輪代表では別人のようにゴールを量産して手倉森監督の信頼を勝ち取った。誰よりも結果を残してきたのでフォワードの軸となる可能性が高い。
FW オナイウ阿道 (ジェフ千葉) 1995年11月8日生まれ 180センチ/74キロ→ 父親がナイジェリア人で母親が日本人。2015年はJ2で33試合で3ゴールを記録。目立った成績を残すことはできなかったが試合経験を積んだ夏以降のパフォーマンスは目を見張るものがあった。武器はリーチの長さを生かしたポストワーク。ボールタッチが独特で味方が攻め上がる時間を作ることができる。「おないう・あどう」と呼んでしまうが正しくは「おないう・あど」。名前を間違えられることが多い。
FW 浅野拓磨 (サンフレッチェ広島) 1994年11月10日生まれ 171センチ/70キロ→ 2015年のJリーグのベストヤングプレーヤー賞に選ばれた注目の若手ストライカー。2015年8月に行われた東アジアカップでフル代表デビューを果たした。圧倒的なスピードと強靭なフィジカルが武器。広島では全て途中出場で8ゴールを記録。年間優勝に大きく貢献した。2015年にJ1で8ゴールを挙げてブレイクしたが、ブレイクする前から手倉森JAPANの常連だった。スーパーサブ的な起用法になる可能性が高い。
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