1人目 : DF 伊野波雅彦 (ジュビロ磐田) 1985年8月28日生まれ 179センチ/74キロ→ ザッケローニ監督の信頼を勝ち取って2014年のブラジルW杯メンバーにも選ばれた万能型のCB。今シーズンはレギュラーのCBとして磐田の「J1昇格」に貢献したが、チーム内でも屈指の高年俸であることなどが関係して無念の契約満了となった。文句なしでここまでの今オフの契約満了組の中で最大のビッグネーム。スピードのあるCBの需要は年々高まっているので興味を示すクラブは少なくないだろう。
2人目 :MF 岩沼俊介 (松本山雅) 1988年6月2日生まれ 175センチ/65キロ→ 左利きのマルチプレーヤー。2013年はボランチ、2014年は左WBのポジションでスタメンを確保。「J1昇格」の立役者の1人となった。2013年は38試合、2014年は39試合、2015年も24試合に出場しているので、このタイミングでの契約満了はちょっとした驚きだった。戦術理解度が高くて複数ポジションをこなすユーティリティー性があって左利きというのは大きな武器。チームにいたら助かるタイプである。
3人目 :DFハーフナー・ニッキ (名古屋グランパス) 1995年2月16日生まれ 197センチ/82キロ → 父親はマツダなどで活躍したGKディド・ハーフナーで、兄は言わずと知れたFWハーフナー・マイク。194センチの兄を大きく上回る長身CBとして早い段階から注目を集めてきた。登録上は197センチとなっているが、「本当は2メートルを超えている。」という説も。じっくり育てていくのかと思われたが、わずか3年で契約満了となった。まだ時間はかかると思うが、ポテンシャルに魅力を感じるクラブは多いはず。
4人目 :MF 千明聖典 (ファジアーノ岡山) 1987年7月19日生まれ 165センチ/62キロ→ 2013年から3年間に渡って岡山の10番を背負ってきたレフティのMF千明が契約満了となったニュースに驚いた人は多いだろう。昨シーズンまでは4年連続で33試合以上に出場していたが、今シーズンは19試合の出場のみ。25節以降は全く出場機会が無かった。組み立てがショートパス主体なので中盤で細かくパスをつなぐスタイルのチームには間違いなくフィットする。球際に強くて守備力も標準以上。
5人目 :MF 菊岡拓朗 (コンサドーレ札幌) 1985年6月30日生まれ 163センチ/62キロ→ 水戸・東京V・栃木SCで主力として活躍したが札幌では才能を発揮しきれず。今シーズンは8試合の出場にとどまった。年齢は30歳を超えたが技術は落ちない。こういうタイプの選手は長生きするケースが多いので衰えの心配はあまり必要ない。水戸や東京Vでプレーしていた時期は「J2有数のアタッカー」と評されていたが、攻撃にアクセントを加えることができる。正確無比な右足のFKも評価が高い。
6人目 :DF 久富良輔 (ザスパクサツ群馬) 1991年3月9日生まれ 177センチ/69キロ→ ザスパ草津チャレンジャーズ出身。2014年にトップチームに昇格して14試合で1ゴールを記録。タイミングのいい攻撃参加が最大の武器で質の高いクロスをゴール前に供給することが出来る。2015年は18試合でノーゴール。シーズン序盤はスタメン出場が続いたが、後半戦はほとんど出場機会が無かった。昇格して2年目で契約満了となったが、SBの攻撃力アップが課題となるチームは獲得を検討すべきだろう。
7人目 :MF 小野寺達也 (栃木SC) 1987年4月4日生まれ 172センチ/65キロ→ 栃木SCは7勝21敗14分けという成績で「J3降格」となった。残念なシーンはたくさんあるが、2節の横浜FC戦(A)の後半終了間際のMF小野寺のPKもその1つ。確実にPKを決めて初勝利を挙げていたら流れは全く違っただろうと思われる。倉田監督になってからはスタメン落ちが多くなったが総合力の高いボランチである。ボランチの強化が必要なチームには打ってつけの存在でどんなスタイルにも対応可能。
8人目 :MF 古田寛幸 (コンサドーレ札幌) 1991年5月23日生まれ 170センチ/64キロ→ 高校3年生の時にJリーグデビュー。逸材の多いユース出身者の中でも特に期待度が高かったMF古田も近年はレギュラーポジションを確保することができず。札幌は2列目の層が厚いこともあって契約満了となったが、才能は誰しもが認めるところ。今シーズンは右WBで起用される試合もあったが切れ味鋭いドリブルは健在。年齢的にも24歳とまだこれから。契約満了組の中では最も魅力的な選手の1人。
9人目 :DF 植田龍仁朗 (ファジアーノ岡山) 1988年1月29日生まれ 188センチ/78キロ→ 「G6」の1人。2009年に岡山に移籍。2009年・2011年・2012年・2013年過去4シーズン30試合以上に出場しているが、ここ2年間は怪我もあって出場機会が激減した。188センチとサイズに恵まれており、CBでは珍しい左利きというのも魅力。繊細さに欠けるところもあるが27歳という年齢も魅力。岡山はずっと3バックを採用しており、3バックをメインで採用しているチームが興味を示すのではないか。
10人目 :MF 近藤貫太 (愛媛FC) 1993年8月11日生まれ 163センチ/61キロ→ ユース時代は年代別代表を経験。「愛媛FCユースの最高傑作」とも評されたが、即、トップチームには昇格せず。大学進学を選んだが、大学生活の途中で古巣の愛媛FCに入団した異色の経歴を持つ。「愛媛の至宝」の言われて期待度は非常に高かったが、思うように出場機会を得られなかった。ただセンスは高く評価されており、小柄ながら右足のシュートはパンチ力がある。アグレッシブさもウリとなる。
→ 2015/12/04 【Jリーグ】 契約満了になったけれども「まだ十分に活躍できる。」と思う選手 (20名) (前編)
→ 2015/12/04 【Jリーグ】 契約満了になったけれども「まだ十分に活躍できる。」と思う選手 (20名) (後編)
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