【東京V×讃岐】 カマタマーレ勝利!!!勝ち点差は「4」に縮まる。 → J2の第30節。6勝14敗9分けで勝ち点「27」の東京ヴェルディ(20位)と、4勝17敗8分けで勝ち点「20」のカマタマーレ讃岐(21位)が味の素スタジアムで対戦した。J2の残留争いは17位の愛媛FCと18位の熊本が勝ち点「32」で、19位の群馬が勝ち点「31」で、残留圏ギリギリの20位の東京Vと19位の群馬の差は「4」。入れ替え戦に回ることになる21位の讃岐とすぐ上の20位の東京Vの差は「7」。J2の残留争いの大一番となる。
雨の中で行われた試合は基本的には東京Vがボールを保持して攻め込む展開になる。このカードは昨シーズンの開幕前に行われた練習試合でひと悶着があった「因縁のカード」と言えるが、順位も近くて、残留するためにはどちらも落とせない試合ということも相まって、前半から接触プレーが多くて、タフな展開となる。東京Vは五輪世代のFW杉本竜を中心に攻撃を仕掛けるが、人数を掛けて守る讃岐の守備を崩し切ることはできない。
0対0で迎えた後半開始から讃岐は右サイドハーフで起用されていたMF西野を2トップの一角に回して、「4-1-4-1」から「4-2-2-2」に変更。引き分けに終わると苦しくなる讃岐がまず最初に勝負に出る。さらに後半11分に点取り屋のFW高橋泰を投入。すると、後半32分に左サイドを崩すと、最後は中央でフリーになったFW高橋泰が右足で流し込んで待望の先制ゴールを奪う。33歳のベテランのFW高橋泰は今シーズン2ゴール目となった。
東京VはMF前田直やFW平本らを投入。最後はロングボールを多用していくつかゴール前のシーンを作ったが、ゴールを割ることはできず。結局、20位の東京Vと21位の讃岐の直接対決は1対0でアウェーの讃岐が完封で勝利してJ2残留の希望をつなぐ大きな勝ち点「3」を獲得した。この結果、20位の東京Vは勝ち点「27」のままで、21位の讃岐が勝ち点「23」に上積みしたので、20位の東京Vと21位の讃岐の差はついに「4」まで迫った。
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◆ まとめ #875 【J2】 東京V×讃岐、大分×熊本 (2014/9/9)
【東京V×讃岐】 カマタマーレ勝利!!!勝ち点差は「4」に縮まる。
【大分×熊本】 試合をコントロールしたMF養父雄仁
→ 9月6日(土)に行われたJ2の第30節の中から東京V×讃岐、大分×熊本の2試合をピックアップしました。20位と残留圏ギリギリの東京Vと、入替戦圏内の21位の讃岐の試合はベテランのFW高橋泰が決勝ゴールを決めて1対0で讃岐が勝利しました。これで20位の東京Vとの差は「4」。J2の方も残留争いが熾烈になってきました。
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