【京都×北九州】 勝ちたかったサンガにとっては痛恨のドロー → J2の第29節。10勝8敗10分けで勝ち点「40」の京都サンガ(8位)と、14勝8敗6分けで勝ち点「48」のギラヴァンツ北九州(4位)が西京極陸上競技場で対戦した。序盤にペースを握ったのは勝たなければならないホームの京都だったが、前半38分にMF内藤の浮き球のパスから裏に抜け出したFW原が相手DFともつれながらゴールに流し込んでアウェーの北九州が先制に成功する。古巣対決となるFW原は今シーズン6ゴール目となった。
後半は京都ペースとなる。後半10分にMF横谷を下げてMF工藤浩を投入すると流れはさらに良くなって、ついに後半18分に同点ゴールが生まれる。右サイドに入ったMF工藤浩の絶妙のパスから右サイドの裏を取ったDF石櫃のクロスをファーサイドで待っていたFWドウグラスが高い打点から得意のヘディングシュートを決めて1対1の同点に追いつく。今夏、J1の徳島から京都に移籍したFWドウグラスは京都に加入後は2ゴール目となった。
プレーオフ圏内で4位の北九州との差は「8」。ホームで北九州に勝利して勝ち点差を「5」に縮めたい京都は終盤にMF田村とFW石田を投入。高卒1年目でフレッシュな2人をピッチに送り出すが、逆転まで持っていくことはできない。結局、試合は1対1の引き分けに終わった。3位の磐田はホームで栃木SCに敗れたので、3位の磐田と4位の北九州の差は「2」となった。一方の京都はプレーオフ圏内で6位の大分との差が「4」に広がった。
28節を終えた時点で8位とプレーオフ圏外の京都にとっては痛恨のドローと言える。前半も、後半も、ペースを握っていたのは京都だったが、前半38分に北九州にファーストシュートで先制ゴールを奪われてしまった。その前からFW原の動きを捕まえ切れていなかったが、とりあえずとして相手にシュートを打たせておらず、先制ゴールを奪う可能性は京都の方が高いという状況だったので、FW原のゴールは京都にとっては残念だった。
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◆ まとめ #873 【J2】 京都×北九州、讃岐 vs 岡山 (2014/9/7)
【京都×北九州】 勝ちたかったサンガにとっては痛恨のドロー
【讃岐×岡山】 新ダービー男のDF沼田圭悟が決勝弾
→ 8月31日(日)に行われたJ2の第29節の中から京都×北九州、讃岐×岡山の2試合をピックアップしました。瀬戸内海ダービーと呼ばれる讃岐と岡山の試合は21位と降格圏の讃岐がホームで2対1で勝利しました。決勝点を決めたのは前の対戦でもゴールを決めているDF沼田で、新ダービー男と言えます。
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