■ 既定路線と言えるW杯後の勇退次回のアジアカップは、史上初めてオーストラリアで開催されるが、2015年1月9日に開幕して2015年1月31日に決勝戦が行われる予定になっている。日本代表は2011年のアジアカップを制覇しているので、予選参加は免除されており、すでに本大会への出場が決まっているが、ブラジルW杯が2014年6月12日に開幕して7月13日に決勝となるので、ブラジルW杯の約半年後にアジアカップが開催される。
準備期間がほとんど無いので、「ザッケローニ監督がアジアカップまで指揮を執る。」という可能性もゼロではないと思うが、普通に考えるとブラジルW杯が終わった後、ザッケローニ監督は日本代表監督を退くことになるだろう。もし、ブラジルW杯でベスト4やベスト8という好成績を残したとしたら「ザッケローニ監督に続投して欲しい。」という声も出てくると思うが、長期政権になるといろいろなところで弊害も出てくる。
また、ザッケローニ監督自身も、「もう一度、欧州の大きなクラブを指揮したい。」という気持ちがあると思うので、続投要請を承諾する可能性は低い。なので、そろそろ後任監督を探し始める必要があるが、適任者はそう簡単には見つからないだろう。7年前のオシム監督のときも騒動が起こっていて、3年前のザッケローニ監督のときもなかなか監督が決まらず、最初の試合は原博美さんが代理で監督を務めることになった。
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