■ Jリーグのレフェリー2013年シーズンは、J1主審として21名、J2主審として18名が登録されている。J1主審がJ2の試合を担当することもあるが、通常、土日に行われる計20試合を39人の主審で賄うことになる。2012年の記録を見ると、J1主審の場合、年間で30試合前後を担当することになるが、もっとも多い人(吉田レフェリー、村上レフェリー)は33試合を任されている。
誰が、どの試合を担当するのかについては、「様々な事情を考慮して、上層部が決めている。」というが、報酬は1試合あたり、J1主審が12万円、J1副審が6万円、J2主審が6万円、J2副審が3万円、JFL主審が2万円、JFL副審が1万円と決められている。移動があって、拘束時間も長くて、プレッシャーが大きいことを考慮すると、「きつい仕事」と言えるのかもしれない。
この中には、プロフェッショナルレフェリー(PR)もいる。2008年まではスペシャルレフェリー(SR)と呼ばれていたが、2009年にPRに名称が変更となった。現在のところ、吉田寿光、西村雄一、家本政明、扇谷健司、東城穣、松尾一、村上伸次、佐藤隆治、飯田淳平、木村博之の10人がPRで、彼らはレフェリーの仕事が主な収入源になっている。(※ 副審のPRもいる。)
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