FC東京→ 元・新潟のアルベル監督を招聘したFC東京は22節を終えた時点では9勝8敗5分けで勝ち点「32」を獲得している。3位の川崎Fとの差は「5」、16位のG大阪との差は「11」となる。高卒1年目のMF松木玖が定位置を確保するなど若手の頑張りが目立っているが16試合で6ゴールのFWアダイウトンがチーム内得点王になる。FWディエゴ・オリヴェイラは21試合で3ゴール。例年と比べるとゴール数は伸び悩んでいる。
22試合で25得点/26失点なので上位チームでありながら得失点差はマイナス。攻撃的なサッカーを志向するチームでありながら得点数は少ない。得点力アップを図りたいが今夏は積極的な動きを見せている。現時点で加入が決まっているのは188センチの大型ストライカーのFWルイス・フェリッピ(スポルティングCP)ならびに184センチと長身ボランチのMF塚川(川崎F)の2人になる。高さのある選手を獲得した。
逆にチームを離れたのはFW永井謙(→名古屋)、DF小川諒(→ヴィトーリア)、MF高萩(→栃木SC)、DF岡庭(→大宮)、DF蓮川(→岩手)の5人。元・日本代表のFW永井謙は完全移籍、その他の4人は期限付き移籍となる。FW永井謙、MF高萩、DF小川諒という長谷川体制を支えてきた選手がチームを離れることになった。5年半プレーして2019年にはベストイレブンに選ばれたFW永井謙の退団はサプライズだった。