31人目 : MF 仙波大志 (サンフレッチェ広島→ファジアーノ岡山) ・・・ B+
→ 広島ユース出身。大学を経由して広島に戻ってきた。同学年のMF満田(広島)とはユース時代にシャドーの位置でコンビを組んだがここまでのプロ生活は対照的。ゴールとアシストを積み重ねて広島の攻撃の中心になったMF満田に対してMF仙波は出番に恵まれない。MF森島司もいて長時間プレーするのは難しい状況だったので岡山への期限付き移籍は賢明な選択と言える。MF満田と比べるとパサー色の強いアタッカーになるがMFステファン・ムークやMF田中雄やMF宮崎幾などが新天地の岡山での競争相手になる。
32人目 : MF 杉本太郎 (アビスパ福岡→徳島ヴォルティス) ・・・ B-
→ 10番のMF渡井(ボアヴィスタFC)の移籍が決定。その後釜としてMF杉本太を再獲得した。リカルド・ロドリゲス監督時代の2017年と2018年に徳島でプレーしたが中心として活躍した。愛着を持っているサポーターは多いだろう。MF西谷和にも移籍話が浮上しているが「MF渡井の移籍を見越してMF杉本太の獲得に動いていた。」と考えられる。キープ力が高くてアイディアを持った選手なので極度の得点力不足に陥っている徳島を救うことが期待される。徳島時代の2017年の6ゴールというのが自己最多のゴール数になる。
33人目 : FW 渡邉りょう (アスルクラロ沼津→藤枝MYFC) ・・・ A-
→ 大卒4年目のストライカー。2020年と2021年はともにJ3で7ゴールを挙げるなどチームの顔として活躍した。今シーズンもここまで3ゴールというのはチーム最多タイ。絶対的な存在だったが藤枝MYFCへの移籍を選択した。シーズン途中での同県のライバルクラブへの移籍というのはかなり珍しい。両クラブの関係性はそこまでバチバチしたものではないが遺恨が生まれる可能性はある。沼津にとってはショッキングな話になる。藤枝MYFCは攻撃的なポジションは層が厚い。結果を残して多くのプレー時間を得たい。
34人目 : MF 高井和馬 (水戸ホーリーホック→レノファ山口) ・・・ S-
→ 2018年の途中から2021年まで山口で活躍したアタッカー。2020年は自己最多の11ゴールを記録した。山口のエースとして活躍したがオフに水戸に完全移籍となった。東京Vのとき(2018年)もわずか半年でチームを離れて山口に完全移籍したが移籍に関してはかなりドライである。大卒で加入した群馬も1年のみで退団した。大卒ルーキーのFW沼田駿が頑張っているが攻撃の駒は不足している。頼りになる選手が戻ってきた。水戸は攻撃的なポジションの駒が豊富ということもあって十分なプレー機会は与えられなかった。
35人目 : MF アレックス・バレラ (アルヘシラスCF→FC琉球) ・・・ B+
→ J3降格の危機を迎えているFC琉球が新たに獲得したスペイン出身の大型ボランチ。レアル・サラゴサでプレーした経験もある。動画を見る限りでは長身でありながら足元の技術が高いプレーメーカー系のボランチである。ナチョ・フェルナンデス監督とつながりがあるのか?否か?は分からないが「監督のリクエストによる補強」という可能性もある。監督が代わってパスサッカーを志向しているわけではないがどんなサッカーでも中盤を落ち着かせることが出来る選手は必要。降格の危機からチームを救えるか?
36人目 :FW リカルド・ロペス (上海海港→ジェフ千葉) ・・・ A+
→ 韓国で活躍した実績を持っているアタッカー。2015年は済州ユナイテッド、2016年~2019年までは全北現代でプレーした。Kリーグの1部で通算すると157試合で52ゴール。5年間で4度も2桁ゴールを記録した。韓国屈指の名門クラブである全北現代で大きな存在感を発揮したが驚きの千葉入りとなった。過去2年半は中国の上海上港(上海海港)でプレーした。31歳なので年齢的な衰えが心配されるが打開力がある。184センチの長身アタッカーなので今の千葉にはいないタイプである。科学反応が生まれると面白くなる。
37人目 : MF 古賀俊太郎 (ジョージクロスFC→Y.S.C.C.横浜) ・・・ C-
→ 東京VのJrユース出身。高校年代はイングランドに渡ってレスターのユースでプレーした。評価は高かったが昇格は果たせず。2020年にJ2の山口に加入。「逆輸入選手」として注目を集めたが1試合の出場のみ。1年限りで契約満了になった。2021年はJFLのFC刈谷でプレー。2022年はここまでオーストラリアの5部に相当するキャロライン・スプリング・ジョージクロスFCというクラブでプレーしていたがY.S.C.C.横浜でJリーグ復帰を果たした。Y.S.C.C.横浜は海外を経験した選手がたくさんいる。馴染みやすいと思われる。
38人目 : FW フィリップ・ピシュチェク (ヤギエロニア→FC今治) ・・・ C+
→ 「ポーランド人のピシュチェク」というとクロップ監督やMF香川などがいた頃のドルトムントの右SBとして活躍した元・ポーランド代表のDFピシュチェクの名前が浮かんでくるが(同じポーランド出身になるが)全くの別人になる。27歳のFWフィリップ・ピシュチェクはセリエBのトラーパニに所属した経験があるがそれ以外はずっと国内のクラブでプレーしてきた。188センチとサイズに恵まれている。FWラルフが長期離脱中。CF候補として期待が集まる。FC今治は長身フォワードが喉から手が出るほど欲しかった。
39人目 : FW 染野唯月 (鹿島アントラーズ→東京ヴェルディ) ・・・ B+
→ 尚志高で活躍した高校サッカー界のスター選手もプロ入り後は苦戦中。なかなか結果を出せない。フォワードではなくてサイドハーフで起用されるケースも少なくなかった。ゴール前で力を発揮するタイプの選手なのでフォワードで勝負したい。FW上田が海外のクラブに移籍をしてチャンス到来か!?に思えたがこのタイミングで東京Vに期限付き移籍となった。東京Vには24試合で10ゴールを挙げているFW佐藤凌がいるので「今夏にFW佐藤凌が他クラブに移籍するのか?」という話は当然のことながら出てくるだろう。
40人目 : DF ヤーゴ・ピカチュウ (フォルタレーザEC→清水エスパルス) ・・・ A-
→ フォルタレーザECのときにゼ・リカルド監督の指導を受けているブラジル人のサイドアタッカー。右SBと右SHの両方を高いレベルでこなす。清水は4バックなので右SB or 右SHで起用されるだろう。持ち味はスピード。名前の由来は当然のことながら「ポケットモンスター」シリーズでお馴染みの「ピカチュウ」。身体が小さくてすばしっこい動きをしていたことに由来する。不安要素を挙げると清水は右SBは豊富でDF原輝綺、DF山原、DF岸本、DF片山瑛がいる。実績のある選手ではあるがポジション争いは熾烈。
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→ 最大で30チームまで投票することができます。
→ 「コメント」のところは何も書かなくてもOKです。(投票可能です。)
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