■ MF邦本が7月8日(金)の未明に飲酒運転Kリーグで5連覇中の全北現代でプレーするMF邦本が7月8日(金)の未明に飲酒運転をして警察に摘発された。現地の警察当局は「逮捕されて捜査後に帰宅をした。」と声明を発表した。Kリーグは暫定的に「60日間の活動停止処分」を課したが、今後、懲罰委員会が開かれて正式な処分が決まる予定と言われている。さらに所属クラブも独自の処分を下す方針と言われているが契約解除となるのは間違いない。
浦和や福岡でプレーしたMF邦本は1997年生まれで24歳。浦和ユースに所属していた2013年に16歳ながら天皇杯でゴールを決めて大きな注目を集めたがタバコを吸うなどの素行不良で2014年に退団した。2015年に地元のクラブであるアビスパ福岡に加入して2016年にはJ1で20試合に出場するなど注目を集めたが2017年の5月に契約解除となった。その後、無所属の期間を経て2018年に韓国の慶南FCに加入した。
2部リーグの慶南FCで活躍して2020年に国内屈指のビッグクラブである全北現代に加入したが攻撃の中心として活躍してきた。2021年は「韓国1部でベストイレブン級の活躍を見せた。」と韓国のメディアから高評価されたが全北現代でのキャリアもこれで終了となる。浦和ユースを含めて4つのクラブでプレーしているがそのうちの3つは素行不良での契約解除となる。無類のトラブルメーカーと言わざる得ない。