■ J3の第16節。J3の第16節。1勝12敗2分けで勝ち点「5」のY.S.C.C.横浜はホームのニッパツ三ツ沢球技場でヴァンラーレ八戸と対戦した。八戸は4勝10敗1分けで勝ち点「13」。監督が交代してから5戦5敗と苦しむY.S.C.C.横浜は最下位の18位、八戸も16位と下位に低迷している。17位の鳥取は勝ち点「12」なのでY.S.C.C.横浜は1チームだけ取り残される形になっている。J3も次の17節が終了すると折り返し地点になる。
ホームのY.S.C.C.横浜は「3-1-4-2」。GK佐川。DF宗近、土館、藤原拓。MF山本凌、菊谷、柳雄太郎、吉田明、松井大。FW河辺駿、林友哉。Y.S.C.C.横浜は15試合で5得点のみ。極度の得点力不足に陥っているがそのうちの4ゴールを挙げているFW林友哉がチーム内得点王になる。FW林友哉以外でゴールを決めているのはCBのDF藤原拓になる。MF松井大は2試合連続スタメン。6試合目の出場となる。
対するアウェイの八戸は「4-2-2-2」。GK服部。DF小牧、板倉洸、藤井航、佐藤和。MF相田、山田尚、渡邊龍、丹羽一。FW萱沼、佐藤碧。八戸も15試合で10得点なので得点力不足に苦しんでいるが2ゴール以上を記録しているのはFW佐藤碧のみ。FW萱沼は14試合で1ゴールとなる。こちらもシーズン途中で監督が交代したが志垣監督になってからは3試合で1勝2敗。14節の福島戦(H)で初勝利を挙げた。
■ 41歳のMF松井大輔が2ゴールの大活躍!下位同士の直接対決だったがY.S.C.C.横浜がペースを握る展開になった。前半7分にFW林友哉、前半11分にもFW林友哉がゴール前で惜しいシーンを作った。優勢に試合を進めるY.S.C.C.横浜は前半39分に右サイドをMF菊谷が個人技で打開してビッグチャンスを作る。FW林友哉のパスを受けた41歳のMF松井大が決めてホームのY.S.C.C.横浜が先制に成功する。MF松井大は嬉しい移籍後初ゴールとなった。
1対0で迎えた後半2分には左サイドの奥でボールを受けたFW河辺駿がドリブルで仕掛けてエリア内に侵入すると折り返しをFW林友哉が決めて大きな追加点を奪った。FW林友哉は1ゴール1アシスト。さらに後半18分にはMF菊谷とMF土館の2人でプレッシャーをかけてFW萱沼からボールを奪うとMF菊谷のパスを受けたMF松井大がまたしても決めてダメ押しの3点目を奪った。MF松井大は2ゴールを挙げる大活躍だった。
3点を追う展開になった八戸は後半28分にFKからこぼれ球をCBのDF板倉洸が決めて1点を返した。その後は八戸が攻め込んだが2点目は奪えなかった。3対1で勝利したY.S.C.C.横浜は連敗を「5」でストップさせた。10節の北九州戦(A)以来で約1か月半ぶりに勝ち点「3」を獲得を獲得した。星川監督は就任して6試合目でようやくの初勝利を手にした。敗れた八戸は2連敗。両チームの勝ち点差は「5」に縮まった。
■ FW林友哉は1ゴール1アシストの活躍ここまで1勝のみ。15試合でわずか5得点だったY.S.C.C.横浜がホームで爆発してようやくのホーム初勝利を手にした。立ち上がりからいい流れで攻め込んだがなかなかシュートが決まらず。嫌な展開になりかけたがMF松井大の先制ゴールが生まれて主導権を握ることが出来た。後半18分にもゴールを決めたMF松井大は2ゴールの活躍だった。どちらもキーパーと1対1の決定機になったが冷静に流し込んだ。
MF松井大も41歳になったので現役生活は終わりに近づいている。フットサルにも挑戦して最近はメディアでの活動も増えているがここ数試合はスタメンで起用されるケースが多くなっている。Jリーグでのゴールは横浜FC時代の2019年以来。かなり久しぶりになるが2ゴールともらしいループシュートだった。キーパーが出てきたところをしっかりと見てゴールに流し込んだ。5月11日に41歳になったが健在ぶりを示した。
Y.S.C.C.横浜は若手が多いのでいいお手本にならなければいけないが22歳のFW林友哉は1ゴール1アシストの活躍だった。3ゴールを加えてチームの総得点は「8」になったがそのうちの5ゴールがFW林友哉になる。讃岐では結果を残せず。2021年はY.S.C.C.横浜で8試合に出場して1ゴールだったがブレイクしつつある。183センチと長身でありながらタッチは柔らかくて動きの量は多い。大飛躍のシーズンになっている。
■ 志垣監督になってから1勝3敗下位同士の直接対決で敗れた八戸は今シーズン11敗目となった。オフの移籍市場で実績のある選手をたくさん獲得して「クラブ史上最高の補強」を行ったがなかなか結果につながらない。後半28分にセットプレーからDF板倉洸がゴールをゲットしたが通算2ゴールとなったDF板倉洸がFW佐藤碧と並んでチーム内得点王というのは寂しい話である。16試合で11得点では安定して勝ち点を積み上げるのは不可能である。
1失点目と2失点目は個人技で打開をされてしまった。3失点目は低い位置まで下がってきたFW萱沼が潰されてそのままカウンターを食らった。ボールの失い方が悪かった。Y.S.C.C.横浜は打開力のある選手が沢山いるので1対1の攻防で負けると厳しくなる。1失点目はMF菊谷にドリブルでサイドを突破されたのが痛かった。2失点目はFW河辺駿のドリブルを止められず。ゴールラインのギリギリまで侵入を許した。
志垣監督は6月13日(月)に監督に就任したのでこの日が4試合だったが1勝3敗となった。前・監督の葛野監督は成績不振に加えて体調も良くなかったので志半ばでチームを去ることになったが即戦力クラスの選手をたくさん獲得して勝負に出たシーズンであることを考えるとサポーターをガッカリさせる戦いが続いている。MF相田やMF丹羽一などJリーグに昇格してから獲得した大卒プレーヤーに期待したい。
▼ 動画の投稿日 (2022年7月7日)
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