■ 新しいスタートを切ったG大阪だったが・・・。片野坂監督を招聘して新しいスタートを切ったG大阪だったが4試合を終えて1勝1敗2分け。9位に位置する。1節が鹿島(H)、2節が浦和(A)、3節が川崎F(H)、4節が磐田(A)なので開幕からの3試合は「優勝候補の一角」に挙げられたチームとの対戦だった。序盤の日程はかなり厳しかったことを考えると1勝1敗2分けで9位というのはまずまずの結果と言える。アウェイの浦和戦で勝ち点「3」を獲得できたのは良かった。
5節の福岡、6節の名古屋との試合はいずれもホーム戦になる。開幕から未勝利の福岡を相手に勝ち点「3」を獲得できると順位も一気に上がると思うがアクシデント続きの序盤戦になっている。3節の川崎F戦(H)でFW宇佐美がアキレス腱を断裂して今シーズン絶望となったのに続いて正キーパーのGK東口が右膝内側半月板損傷で3月15日(火)に手術をしたことが発表された。攻守の軸となる選手を失うことになった。
GK東口の全治までの期間は公表されていないが今年の2月に「右膝半月板損傷」で手術をしたMF武藤雄(柏)は全治2ヶ月と診断されている。1年前に「右膝半月板損傷」で手術をしたDF中村帆(FC東京)は全治:約6ヶ月と診断されている。一方で2020年に「右膝内側半月板損傷」なので今回のGK東口と全く同じ怪我をしたDF武田英(横浜FC)は全治:約1~2ヶ月と診断されており、全治までの期間はいろいろである。