※ 2022年1月19日(水)の夜の時点での評価。
レノファ山口 ・・・ D-
→ 鳥栖や柏や徳島などの陰に隠れる形になったが山口もかなり厳しいオフになった。昨秋に就任した名塚監督が続投して2年目となるが38試合で6ゴールを挙げてチーム内得点王だったMF高井(→水戸)は流出。主にCBとして23試合に出場した生え抜きのDF楠本(→水戸)も移籍を選択。右WBを中心に29試合に出場したDF川井(→山形)も移籍。30試合で5ゴールのFW草野(→FC琉球)はレンタル終了となった。
他にもFW浮田(→相模原)、MF田中陸(→相模原)、DFヘニキ(→FC岐阜)、FW小松蓮(→松本)などもチームを離れた。MF田中陸とMFヘニキは契約満了、FW小松蓮はレンタル終了だったが一定以上の出場機会を得ていた選手の半分ほどがチームを離れた。しかも、MF高井やDF川井など若手から中堅世代のこれからの山口を引っ張っていくことが期待されていた選手がたくさんチームを離れたのはダメージが大きい。
チーム2位の5ゴールを挙げたFW草野は横浜FCのチーム事情や補強の動きを考えるとレンタル延長もしくは完全移籍で獲得できるチャンスはあった。ネガティブなニュースの多いオフになったが彼らが抜けた穴を埋める補強が出来たとは言い難い。新卒の選手を除くと獲得したのはMF山瀬功(愛媛FC)、FW兒玉(鳥栖)、MF吉岡(福岡)、DF生駒(北九州)、GKファンティーニ燦(福島)の5人になるが高評価はしにくい。