※ 2021年12月28日(火)夜の時点での暫定評価。
12位 : 大分トリニータ ・・・ C+
→ 同じ降格組の仙台・横浜FC・徳島の3チームが主力流出で苦労しているのとは対照的である。大分は穏やかなオフになっている。G大阪への移籍話が浮上したレフティのDF三竿雄の残留が決定。J1のクラブが興味を示しても何ら不思議はなかったGK高木駿とMF下田の残留が早々に決まったことは「それ以外の選手との残留交渉の席でもプラスに作用した。」と思われる。現時点では流出の話は噂すら全く流れていない。
期限付き移籍だったGK小島亨とDF黒崎がそのまま完全移籍になったが致し方なしである。シーズン終盤に存在感を発揮したDFペレイラのレンタル延長が決まったのも良かったが新戦力の補強のニュースもほとんど流れていない。当然、「主力の流出がほとんどない。」というのはポジティブに考えられるがJ1時代は慢性的な得点力不足に陥ったことを考えると特に攻撃的なポジションは相当な補強が必要である。
「選手の顔ぶれがほぼ変わらない。」という点がプラスに作用することは多いが「悪い流れをそのまま持ち越してしまうという。」というマイナス要素もある。良くも悪くも雰囲気をガラッと変えられるパワーを持ったフォワード or アタッカーを2人くらいは獲得したい。チーム最多の8ゴールを挙げたMF町田、192センチのFW長沢駿、4ゴールを挙げたMF渡邉新の残留は確定したが新戦力獲得のニュースが待たれる。