※ 2021年12月28日(火)夜の時点での暫定評価。
15位 : レノファ山口 ・・・ C+
→ 名塚監督の続投が決まった山口は例年と比べると静かなオフになっている。J2に昇格してからは毎オフのように主力の流出で苦労してきたが今オフはMF池上、DF渡部、GK関といった中心クラスの選手の契約更新はすでに発表済み。期限付き移籍だったMF田中渉のレンタル延長にも成功して、同じく千葉からの期限付き移籍だったFW大槻周の完全移籍での獲得も決まった。ここまではまずまず順調と言える。
他クラブへの流出が確定したのはDF川井(→山形)とDF楠本(→水戸)の2人になる。FW小松蓮はレンタル終了。DFヘニキとMF田中陸は契約満了となった。現時点で獲得が決まったのは新卒の選手を除くとMF吉岡(福岡)とDF生駒(北九州)の2人になる。チーム2位の5ゴールを挙げたFW草野は横浜FCからの期限付き移籍になるが相手方のFWサウロ・ミネイロとFWフェリペ・ヴィゼウの去就に大きく左右されるだろう。
FW草野に関しては「レンタル延長もしくは完全移籍での獲得に成功する可能性はある。」と言える。欲しいのはフォワードの軸になれる選手である。185センチのFW浮田が伸び悩んで19試合で2ゴールのみ。FW梅木翼も25試合で2ゴールのみ。2桁ゴールを期待できるCF系の選手を獲得したいがなかなか難しい。高校3年生のFW河野孝にかかる期待は大きいが2022年も出場機会が見込めないのであれば修行に出したい。