■ 主力の大量流出は避けられない。オフにMF原川やDF森下龍やDF原輝綺などが抜けた鳥栖の前評判は低かったが金明輝監督の元、新加入のMF仙頭やFW山下敬やFW酒井宣やMF飯野などが躍動。ユース育ちの若手のDF大畑なども活躍して7位と好成績を残した鳥栖だったが一転してオフは苦しい流れになっている。「G大阪への移籍が決定的」と報じられたDFエドゥアルドの残留は大サプライズだったが主力の大量流出は避けられない状況になった。
MF樋口雄は鹿島、MF小屋松は柏、FW山下敬はFC東京、FW酒井宣は名古屋、DF大畑は浦和への移籍が確実視されている。FW山下敬が9ゴール、FW酒井宣が8ゴール、MF樋口雄とMF小屋松が6ゴールを挙げている。「チーム内得点ランキングの上位4名が全て流出する。」という非常事態になりつつあるがチーム内得点ランキングで5位に位置する4ゴールのFW林大地はすでに夏にシントトロイデンに移籍している。
他に複数ゴールを記録しているのは3ゴールのDFエドゥアルドとMF仙頭になる。先のとおり、DFエドゥアルドの残留は確定しているが3ゴールのMF仙頭はもちろん、MF飯野やGK朴一圭やDFファン・ソッコなどその他の主力にもオファーが届いている可能性はある。「財政事情を考えると売れる選手は売るしかない。」と言えるが昨オフに続いてこれだけ主力が流出するとチームに残る選手やスタッフは大変である。