町田ゼルビア→ FW鄭大世、FWドゥドゥ、MF長谷川アーリアジャスール、DF高橋祥などを獲得した町田は開幕前にダークホース的な存在に挙げられた。19位に終わった昨シーズンからの巻き返しを図るシーズンだったが8節を終えた時点で3勝3敗2分けで勝ち点「11」。9位なのでまずまずの位置に付けているが評価の難しい序盤戦になった。好不調の波は激しくて、この先、浮上するのか?低迷するのか?の予想は難しい。
8試合を終えて10得点/9失点なので数字的には悪くないが2節の磐田戦(A)は3対1で完勝して、5節は甲府にアウェイで勝利して、8節の長崎戦(A)も3対0で大勝した。上位候補に挙げられる磐田・甲府・長崎にいずれもアウェイで勝利しているのは高評価できるがホームでは0勝2敗2分けと低調。3節に行われた東京Vとの東京クラシックはホームで2対0とリードしながら2対2の同点に追いつかれてドローに終わった。
J2通算100ゴールを達成したベテランのFW中島裕はここまで8試合で3ゴール。奮闘しているが期待されたFW鄭大世は5試合に出場してゴールなし。いずれも途中出場でわずか66分のプレー時間にとどまっている。攻撃の中心になることが期待された元・甲府のFWドゥドゥが入国制限の影響で来日が遅れたのも痛かった。オフの補強によって攻撃的なポジションのタレント力は増したが活躍できていない選手が目立つ。