■ 好スタートを切ったヴィッセル神戸J1は7節が終了した。3月・4月は平日開催もたくさん予定されているので日程はどんどん進んでいくが前評判が高かった鹿島や清水などが苦しむ一方でC大阪や鳥栖や広島や神戸などが好スタートを切った。ACLやクラスター発生の影響で各クラブの試合数はマチマチになるが仙台や横浜FCは未だに勝ちなし。湘南や柏もまだ1勝のみなので「好スタートを切ったクラブ」と「序盤で出遅れたクラブ」にハッキリと分かれた。
昇格組の徳島と福岡の前評判はあまり高くなかったがどちらも2勝3敗2分けで勝ち点「8」を稼いでいる。福岡はホームで鹿島に勝利しており、徳島はアウェイで清水に勝利した。昇格組の2チームがまずまずのスタートを切ったことも注目点に挙げられるが神戸は4勝1敗2分けで勝ち点「14」。5位といい位置に付けている。昨シーズンはACLもあってタイトなスケジュールだったが14位。今年の開幕前の評価は低かった。
2020年はJ1のリーグ戦は6連敗でフィニッシュした。「降格候補の1つ」に挙げる人も少なくなかったが上位争いに参加している。好調の名古屋には敗れたが負けたのは4節の名古屋戦(H)のみ。5節は川崎Fを相手に劇的な形で終了間際にゴールを奪ってドロー。川崎Fの開幕からの連勝記録を止めた。圧巻だったのは6節の札幌戦(A)になる。0対3になったがここから4ゴールを奪って4対3で大逆転勝利を飾った。