徳島ヴォルティス ・・・ C-
→ 2020年のJ2を制覇して2度目のJ1昇格を果たした徳島はロドリゲス監督が退任してポヤトス監督が就任したことが今オフ最大のニュースと言える。礎を築いたロドリゲス監督の退任はショッキングだった。後任監督に指名されたポヤトス監督に注目が集まるが残念ながら新型コロナの影響で2月18日(木)の時点では来日できていない。甲本ヘッドコーチが代わりに指揮を執ることがJリーグからも認められている。
監督不在の影響は当然のことながら大きい。札幌のペトロヴィッチ監督も手術の影響で来日が遅れて「2月23日(火)のチーム練習から合流する。」と言われている。就任して4年目であり、すでに監督のやり方が浸透している札幌であってもキャンプ期間中に監督がいないというのは大きなマイナスである。ずっと選手やチームの情報を伝えていると思うが徳島は新任監督である。札幌と比べるとはるかに影響は大きい。
ほとんど or 全く会ったことがない監督の考え方ややり方や意図を選手やコーチが把握するのは不可能に近い。大きなハンディを背負っているが幸いなのは主力の流出が全くなかった点である。浦和への移籍が噂されたMF渡井を含めてロドリゲス監督が就任した浦和に引き抜かれる選手もゼロだった。MF岩尾、MF渡井、MF小西、FW垣田、MF西谷和、GK上福元など中心となる選手がすべて残ったのは大きい。