鹿島アントラーズ ・・・ A+
→ 昨オフはDF永戸、DF杉岡、DF奈良、DF広瀬陸、MF和泉など即戦力クラスの選手をたくさん獲得した。「J1の18クラブの中で最もオフの補強に成功したクラブ」と言われたが今オフは静かだった。高校生を3人、大学生を3人獲得して、ブラジル国内での評価も高いMFディエゴ・ピトゥカ(サントスFC)とMFアルトゥール・カイキ(クルゼイロEC)の2人を獲得したが即戦力クラスの日本人選手の獲得は全くなかった。
やはり、「日本人のJリーガーの獲得に全く動かなかった。」というのは考えにくい。「目玉クラスの選手の獲得に乗り出したが成功せずに結果として日本人の補強はゼロになった。」と推測できるがFW上田、MF荒木遼、DF関川、GK沖などが成長して、GK山田大、MF松村優、MF染野なども控えているのでオフの移籍市場で積極的な動きを見せる必要性は全くなかった。伸びしろのある若手をたくさん抱えている。
期待が集まるのは2人のブラジル人になる。MFアルトゥール・カイキは得点力の高いアタッカーで、MFディエゴ・ピトゥカはいろいろなポジションでプレーできるユーティリティーな選手である。MFアルトゥール・カイキについてはMF土居聖やMFファン・アラーノとのポジション争いになると思うがゴール前で仕事ができる選手なのでプレーエリアは重ならないと思われる。「この3人の共存は十分に可能」と言える。