※ 2021年1月20日(水)の時点。
ザスパクサツ群馬 ・・・ C+
→ 昨オフはFW大前、MF岩上、MF宮阪、MF内田達を獲得するなど大型補強に成功した。クラブ史上最高の補強を行ったが結果は20位だった。一転して今オフは静かなオフになっており、移籍市場での存在感は希薄である。DF岡村大(→札幌)とDF舩津(→FC岐阜)とDF飯野(→鳥栖)が流出してMF宮阪(→長野)とFW岡田翔(→未定)は契約満了。FW林陵平が現役を引退したが選手の流出や退団はあまり多くなかった。
即戦力クラスの補強もあまり多くなかった。新たに獲得した即戦力のJリーガーはFW北川柊(山形)、FW高木彰(松本山雅)、MF久保田(松本山雅)、DF畑尾(大宮)、DF藤井悠(福岡)、MF吉永昇(大宮)の6人になる。20歳のMF吉永大は期限付き移籍になる。守備の要だったDF岡村大の穴をどう埋めるのか?が注目点になるが実績のあるDF畑尾を獲得した。右SBでもプレーできるDF藤井悠は貴重な戦力になるだろう。
期待したいのはFW北川柊とFW高木彰の2人になる。前者は北九州、後者はG大阪U-23で爆発したが前・所属クラブでは出場機会に恵まれなかった。FW林陵平は36試合で2ゴール、FW青木翔も33試合で2ゴール、FW進昂平も30試合で2ゴールのみ。CF系の選手のゴール数が全く伸びなかったことが2020年の群馬の大きな誤算だったのでFW北川柊とFW高木彰にとっては評価を高める大きなチャンスである。