※ 2021年1月2日(土)の時点
コンサドーレ札幌 ・・・ C-
→ ペトロヴィッチ監督になって3年目となる2020年は「ACLの出場権獲得」を目指したが難しい1年になった。8節からの14試合で1勝10敗3分けと低迷。解任論を唱える人は少なくなかったが何とか持ち直して10月以降は6勝4敗4分けだった。右肩上がりのシーズンになったが財政難と報じられている。もちろん、財政難は札幌だけに限った話ではないがオフの移籍市場で活発に動くのはかなり難しいと考えられる。
昨オフはほとんど選手の入替えがなかったが今オフも現時点では同様である。DF岡村大(群馬)とGK大谷(新潟)の加入が決まってMF小野伸(FC琉球)の復帰が確定してDF進藤(→C大阪)とMF白井康(→京都)が抜けたが今のところはこのくらい。たくさんいる外国人選手もFWウーゴ・ヴィエイラが契約満了となってGKカウィンも退団が濃厚となったがMFチャナティップやFWジェイなど残りの6人は残留がほぼ確実となった。
2年連続で静かなオフになっているが2019年が10位、2020年が12位だったことを考えると「もっと積極的な動きを見せてほしい。」と考えているサポーターは少なくないだろう。特別指定選手ながらJ1の試合を経験しているFW小柏(明治大)とGK中野(法政大)の2人はほぼ間違いなく即戦力として活躍すると思うがチームに大きなプラスをもたらせそうな新戦力あるいは実績の乏しい若手は2人の大学生くらいである。