※ 2020年12月29日(火)の時点
ブラウブリッツ秋田 ・・・ A-
→ 2020年のJ3を独走で制した秋田は早い段階でJ2昇格を決めたので他のJ2のクラブと比較すると早い段階で補強の動きをスタートさせることが出来た。この点は大きなアドバンテージになったと思うが現時点ではMF普光院(沼津)、DF國分将(八戸)、DF高瀬(群馬)、DF下坂(町田)、GK新井栄(清水)の5人を獲得している。派手な動きを見せているわけではないが能力の高い選手をたくさん獲得しているので高評価できる。
MF普光院はJ3の中では屈指のボランチである。沼津時代に吉田謙監督の指導を受けているので秘蔵っ子と言える。監督のリクエストによる補強と考えられる。MF普光院は攻守両面で気の利いたプレーが出来る安定感のあるボランチである。DF國分将もJ3の中では上位クラスの右SB/WBである。抜群のスピードを持っており、元フォワードなのでゴール前でも仕事が出来る。秋田はまたもスピードのある選手を獲得した。
補強ポイントだった左SBに攻撃力の高いDF高瀬(群馬)を獲得できたのは相当に大きい。2020年はボランチのMF江口の右足が大きな武器になったがDF高瀬の左足もかなり精度が高いのでプレイスキックはJ2の舞台でも大きな武器になると考えられる。DF鎌田翔とDF田中雄が契約満了になったが実力者の獲得に成功したことで左SBは秋田の強みになるだろう。DF下坂は堅実なプレーができる両利きのSBである。