サッカーコラム J3 Plus+　

J1・J2・J3・日本代表などを幅広くカバーするサッカーコラムです。基本的には毎日更新しています。よろしくお願いいたします。

最近のエントリー (20記事)

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　2021/05/21 【Jリーグ】「将来性が高い。」と感じるJ2所属の若手プレーヤー (MF/FW編) (21位-30位)
　2021/05/21 【Jリーグ】「将来性が高い。」と感じるJ2所属の若手プレーヤー (MF/FW編) (11位-20位)
　2021/05/22 【Jリーグ】「将来性が高い。」と感じるJ2所属の若手プレーヤー (MF/FW編) (01位-10位)
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　2021/05/27 【Jリーグ】長身CBのDF池田樹雷人(愛媛FC)のポテンシャルが凄い。
　2021/05/28 【J3】「今後、J1やJ2の舞台で活躍する可能性が高い。」と思う選手を挙げてみた。 (11位～20位)
　2021/05/28 【J3】「今後、J1やJ2の舞台で活躍する可能性が高い。」と思う選手を挙げてみた。 (1位～10位)
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　2021/05/29 【Jリーグ】「大学生を発掘する能力が高い思うクラブ」というと・・・。～川崎F・甲府・熊本など～
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　2021/05/31 【Jリーグ】「新外国人選手を発掘する能力が高い思うクラブ」というと・・・。～川崎F・柏・横浜FM～
　2021/06/01 【Jリーグ】大卒2年目のMF松崎快(水戸ホーリーホック)の才能は凄い。
　2021/06/01 【Jリーグ】奇想天外なMF酒本憲幸(鹿児島ユナイテッド)のサッカー人生
　2021/06/02 【Jリーグ】 7試合勝ちなし中。横山監督(長野パルセイロ)の解任はあるのか？
　2021/06/02 【J2】面白い展開になっている昇格争い。京都サンガの勢いはどこまで続くのか？
　2021/06/03 【J2】熾烈な残留争い。愛媛FC・ザスパクサツ群馬・SC相模原が中心か！？

お勧めしたいエントリー (15記事)

【J2】いい補強が出来ていると思うチーム(1位～5位) (2020年-2021年オフの移籍市場) | | |　

5位：ジェフ千葉
　
→　期待を集めながら14位と低迷した千葉は尹晶煥監督になって2年目のシーズンとなる。2020年は低調だったFWクレーベ(→横浜FC)が流出してMF為田(→C大阪？？？)とDF鳥海(→C大阪？？？)も移籍が有力となったがMF福満(福岡)とMF岩崎(湘南)の獲得に成功した。MF福満はC大阪時代に尹晶煥監督の指導を受けており、MF岩崎は伸び悩んでいるが走力のある選手である。合いそうな選手を獲得できた。

大卒3年目で不動のレギュラーに定着したDF鳥海が抜けるのは痛いが経験豊富なDF鈴木大(浦和)の獲得がほぼ確実となった。FW佐藤寿、MF田坂、DF増嶋の3人が現役を引退して、GK佐藤優とMF工藤浩も契約満了になったのでベテラン勢が一気に抜けることになるがDF鈴木大には守備の要としてチームを引っ張ることが期待される。FW山下敬とFW川又とFW櫻川ソロモンがいるのでFWクレーベの穴は埋まるだろう。

4位：ブラウブリッツ秋田

→　2020年のJ3で独走して早々にJ2昇格を決めた秋田は派手さはないが効果的な補強が出来ている。クラブのレジェンドであるMF前山が現役を引退してFW林容平、FW北脇、DF鎌田、DF鎌田翔などが契約満了。期限付き移籍だったFW田中直も退団が決まったので秋田を離れる選手は多いがMF普光院(沼津)、DF國分将(八戸)、DF下坂(町田)、GK新井栄(清水)の獲得に成功。ボランチから後ろの厚みは一気に増した。

ボランチのMF普光院は2018年～2020年まで沼津で主力として活躍した。吉田謙監督の指導を受けている選手なので「監督のリクエストによる補強」と考えられる。攻守両面でチームに貢献できるJ3屈指のボランチである。札幌U-18出身のDF國分将はスピードのある選手である。DF下坂は左右のSBをこなす計算のできる選手である。ここまでは順調と言えるがJ2レベルでは不安視される攻撃陣もパワーアップさせたい。

3位：京都サンガ

→　賛否両論ある中で曹貴裁監督を招聘した京都は積極的な動きを見せている。「町田への移籍が有力」と報じられたエースのFWピーター・ウタカの引き止めに成功したのはサプライズだった。扱いにくいタイプの選手であることは間違いないがJ2レベルでは絶対的な力を持ったJ2の得点王である。彼の穴を埋める作業は決して簡単なことではなかったので「引き留めに成功したこと」はポジティブに考えられる。

補強は当初から予想されたとおりで「キジェ・チルドレン」が中心となった。MF武富(浦和)、MF白井康(札幌)、MF中川寛(湘南)、MF松田天(湘南)が京都でプレーすることになりそうだ。他にもMF三沢(鳥取)の加入が決定。DF荻原(浦和)とDF木村誠(FC東京)とGK福島(浦和)の加入も確実視されている。25歳前後でアグレッシブなプレーが出来る選手をかき集めている。曹貴裁監督のチーム作りに注目が集まる。

2位：松本山雅

→　布監督のときは低迷したが監督交代後は息を吹き返した。後半戦(22節以降)に限定すると21試合で9勝4敗8分けで勝ち点「35」。これは福岡→徳島→長崎→山形に次いで5番目に多い勝ち点だった。右肩上がりのシーズンになったこともあって柴田監督の続投は決定した。いい流れはオフ期間も持続されており、期限付き移籍だったDF前寛之とMF佐藤和の2人をともに完全移籍で獲得することができた。

さらに期限付き移籍だったDF下川陽(金沢)の回収にも成功した。MF高橋諒(→湘南)とMF久保田(→群馬)は抜けたがMF田中パウロ淳一(山口)、FW鈴木国(北九州)、DF外山(水戸)、DF篠原(福岡)の獲得に成功。キックの精度の高いDF浜崎(仙台)の加入も濃厚となったので「選手層は格段に厚くなった。」と言える。FW前田大ならびにFWレアンドロ・ペレイラを高い値段で売れそうな状況になったのは大きかった。

1位：モンテディオ山形

→　現時点では「文句なしでJ2の22クラブの中で最もいい補強が出来ている。」と言える。攻守の要だったMF中村駿(→湘南)は流出したがFWヴィニシウス・アラウージョの引き止めに成功。その上でGKビクトル(SC相模原)、MF中原輝(熊本)、MF山田康(水戸)、MF國分伸(北九州)、FW林誠道(FC今治)など即戦力クラスの選手をたくさん獲得した。ボランチのMF中村駿の穴はMF山田康 or MF國分伸で埋まるだろう。

J3では屈指の守護神であるGKビクトルは足元の技術が高いキーパーなので山形のサッカーにハマる可能性が高い。大怪我からの復活を目指すGK櫛引は3月末には戦列に復帰できると思われるので「GKビクトルとGK櫛引のポジション争い」は面白くなるだろう。レフティのMF中原輝には2019年に山形で活躍したMF坂元(C大阪)のような活躍が期待される。MF渡辺凌(→FC東京？？？)の穴は問題なく埋まるだろう。

　2020/12/23 　【Jリーグ】 12段階の個人別の戦力補強の評価 (2020年-2021年オフの移籍市場) (その1)
　2020/12/24 　【Jリーグ】 12段階の個人別の戦力補強の評価 (2020年-2021年オフの移籍市場) (その2)
　2020/12/25 　【Jリーグ】 12段階の個人別の戦力補強の評価 (2020年-2021年オフの移籍市場) (その3)
　2020/12/26 　【Jリーグ】 12段階の個人別の戦力補強の評価 (2020年-2021年オフの移籍市場) (その4)
　2020/12/27 　【Jリーグ】 12段階の個人別の戦力補強の評価 (2020年-2021年オフの移籍市場) (その5)
　2020/12/27 　【Jリーグ】 12段階の個人別の戦力補強の評価 (2020年-2021年オフの移籍市場) (その6)