ガンバ大阪→ ACLの出場権を獲得したG大阪は宮本監督の続投が決まった。「2014年以来のリーグ制覇」が2021年の大きな目標になる。圧倒的な強さを誇った川崎Fを止めないといけない。ACLでの上位進出も期待されるがDF佐藤瑶(明治大)の加入が決定した。183センチとサイズに恵まれており、空中戦の強さに定評がある。DF三浦弦、DFキム・ヨングォン、DF昌子、DF菅沼といいお手本になる選手がたくさんいる環境である。
現役の韓国代表の主力であるMF朱世鐘(FCソウル)の加入は濃厚となった。昨オフもMF朱世鐘の獲得に乗り出したが成功せず。韓国代表クラスの選手の移籍のニュースはガセネタも多いので「正式に決まるまでは安心できない。」と言えるがJ1屈指の強力な中盤はさらに強力になるだろう。攻守両面でチームに貢献できる万能型のボランチである。右足のキックの精度が高くて展開力にも定評がある。
10月に入ってから磐田に期限付き移籍して主力として活躍したMF遠藤(磐田)はレンタル延長が濃厚となった。大卒1年目のMF山本悠が台頭してG大阪で出番を得るのは難しかったことを考えると賢明な選択と言える。MF遠藤を含めた期限付き移籍組の動向が注目点に挙げられるがJ2の京都でゴールを量産して横浜FCでも主力としてプレーしたFW一美の復帰は濃厚となった。大きく成長してG大阪に戻ってくる。
GK谷(湘南)はレンタル延長が濃厚となった。GK東口がいることを考えるとG大阪に戻っても出番を得るのは難しい。湘南で定位置を確保できたことを考えると「湘南に残るのがベター」だった。目下の注目はMF高宇洋(山口)とMF高江(町田)の動向になる。どちらもレンタル先で大きく成長した。「G大阪に戻ってもある程度以上の出場機会は得られる。」と考えられるが両方の選手を復帰させることは考えにくい。
「G大阪に復帰させるのはどちらか片方。もう1人はレンタル延長もしくは他クラブへの期限付き移籍になる。」と考えられる。MF高宇洋はボール奪取力がウリとなるボランチで、MF高江はもっと攻撃的なボランチになる。フロントがどちらを選択するのか?は注目点になる。FW一美が復帰することになったのでベテランのFW渡邉千は「横浜FCへの移籍が濃厚」となった。トレードのような形で横浜FCに移ることになる。
補強ポイントはフォワードだろう。FWアデミウソンは「飲酒運転による自損事故」を起こして謹慎処分となった。続報は流れていないがG大阪に戻ることは考えにくい。33歳になったFWパトリックは大きな存在感を発揮したがFW宇佐美が低調。シュートが決まらずに苦労した。期待の若手のFW唐山も控えているが「FWアデミウソンやFW宇佐美のような役割が出来る1.5列目系のアタッカー兼ストライカー」が欲しい。
セレッソ大阪→ ロティーナ監督になって2年目。今シーズンも安定した成績を残したがクラブはロティーナ監督との契約を更新しなかった。この決断に対してはどちらかというと否定的な意見を述べる人が多くなっているが今シーズンのC大阪の平均年齢は神戸に次いでJ1で2番目に高くなる。そろそろ本腰を入れて世代交代に着手しないと1年先や2年先に大変なことになるのは明らか。致し方ない決断だったと言える。
クルピ監督の再登板が濃厚となったが動きの多いオフになっている。FWブルーノ・メンデス、FW都倉、MFレアンドロ・デサバトの退団は濃厚。DF木本やFW柿谷にも移籍話が浮上している。その一方でFWアダム・タガート(水原三星)、MF原川(鳥栖)、DF進藤(札幌)の加入が確実視されている。FWアダム・タガートとMF原川は27歳、DF進藤は24歳。脂の乗り切った年代の選手を積極的に獲得する方針と考えられる。
2017年にFW杉本健がゴールを量産したが2018年以降はゴールを量産する選手が出てこなかったことを考えると2019年のKリーグの得点王であるFWアダム・タガートにかかる期待は大きい。現役の豪州代表でゴール前で仕事が出来るストライカーである。クルピ監督というと「4-2-3-1」を採用するケースが多いが「1トップの位置でFWアダム・タガートがどのくらい活躍できるのか?」は大きな注目点になる。
ボランチの位置から決定的なパスを出せるゲームメーカー系の選手がいなかったことを考えるとMF原川にかかる期待は大きい。DF進藤は3バックを採用する札幌では右ストッパーでプレーする機会がほとんどだったが「4バックの右SBでもプレー可能」と思われる。2016年からずっと不動の右SBとして活躍してきたDF松田陸も29歳になったので後釜が必要だった。当然、DF進藤は4バックのCBでもプレー可能である。
3人の加入が確実視されているので補強は順調に進んでいるが「今シーズン限りで東京Vを離れる可能性が高まったクラブOBのFW大久保(東京V)の獲得に興味を示している。」とも報道されている。当然のことながら「戦力の1人として計算しているのではなくて引退後のことを見据えた動き」と考えられる。抜群の知名度を持つFW大久保を引退後にアンバサダーなどで囲い込むことが出来るとクラブにとっては大きい。
今シーズンはたくさんの若手が期限付き移籍先で経験を積んでいるがMF中島元(新潟)とFW安藤瑞(町田)は主力として活躍した。FW山田寛(仙台)もここ最近はJ1の仙台で主力としてプレーしている。躊躇することなく若手を抜擢するクルピ監督の元、MF中島元、FW安藤瑞、FW山田寛、MF西川潤、FW藤尾などがC大阪のトップチームでたくさんの出場機会を得て活躍できるようだとクラブの未来は一気に明るくなる。
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