GK ポープ・ウィリアム (ファジアーノ岡山)→ 川崎Fからの期限付き移籍となる。リオ五輪代表チームでプレーした経験もあるが所属クラブで出場機会に恵まれずに伸び悩んだ。東京VでもFC岐阜でも川崎Fでも大分でも出場機会はほぼなかったがGK一森(G大阪)が抜けた岡山で定位置を確保。フルタイム出場を続けており、21試合で22失点のみとなる。「パスCBP/90分」はJ2のキーパーの中で1位。精度の高いロングキックは大きな武器になっている。
DF サロモンソン (アビスパ福岡)→ 元・スウェーデン代表の右SB。広島では19試合で2ゴール1アシストのみ。定位置を確保できなかったがJ2の福岡に期限付き移籍して大きな存在感を発揮している。20試合で1ゴール5アシスト。高精度の右足でたくさんのチャンスを演出しており、右サイドからの攻撃は新生・福岡の大きな武器になっている。ラストパスの本数はJ2で9位タイとなる31本。スウェーデン代表として国際Aマッチは8試合に出場している。
DF 村松航太 (ギラヴァンツ北九州)→ 昇格1年目ながら快進撃を続ける北九州の最終ラインをベテランのDF岡村和とともに支えている大卒1年目。身長は171センチ。「ボランチやSBでの起用がメインになるだろう。」と思われたが百戦錬磨の小林伸二監督はCBの位置で起用。クレバーさを生かして絶大な存在感を発揮している。つなぎのパスも安定しているので「欠かせない選手になった。」と言える。当然のことながら価値は大きく高まっている。
DF ヨルディ・バイス (京都サンガ)→ 2019年は徳島でプレー。あと少しのところでJ1昇格を逃した。オフに京都に完全移籍したが新天地でも守備の要になっており、3バックの中央が指定席になった。持ち味である攻撃力もいかんなく発揮しており、正確無比なフィードで攻撃の起点になるシーンはたくさんある。「ミドルパスやロングパスの精度の高さはJリーグ屈指」と言っても過言ではないだろう。2019年は徳島で7ゴールを挙げる活躍を見せた。
DF 伊藤洋輝 (ジュビロ磐田)→ 「特大のポテンシャルを秘めた選手」としてユース時代から評判だった高卒3年目の大型ボランチがついに開花した。当初はボランチで起用されて、途中からCBの位置でプレーするようになった。最近は左SB/WBで起用されているが、「サイズがあって左足のキックが正確で運動量も多くてポリバレント性も高い。」という選手はなかなかいない。絶対的な選手がいない五輪代表のボランチの要になるかもしれない。
MF 明本考浩 (栃木SC)→ 9位で前半戦を終えた栃木SCはサプライズを起こしている。「まさかの快進撃」と言えるが攻撃陣を引っ張っているのは大卒ルーキーのMF明本になる。「ドリブルCBP/90分」がJ2で18位。果敢な仕掛けは大きな武器になっており、左足の強烈なシュートも持ち味の1つになる。身体的なパワーを持っており、被・ファール数はJ2で2位。PKを獲得する場面も多い。ユース出身でクラブ待望のニュースターである。
MF 本間至恩 (アルビレックス新潟)→ 開幕当初は控えに回ることも多かったがここ最近は左SHでスタメン起用されるケースがほとんど。19試合で5ゴール5アシストを記録している。「ドリブルCBP/90分」がJ2で3位、「攻撃CBP/90分」はJ2で9位、「シュートCBP/90分」はJ2で10位。攻撃に関するあらゆるスタッツがJ2トップクラスになる。キレとスピードを兼備したドリブルを1人で止めるのは難しい。ミドルシュートやスルーパスも得意にしている。
FW 平戸太貴 (町田ゼルビア)→ ポポヴィッチ監督が就任した今シーズンは2列目ではなくて2トップの一角で起用されるケースが増えている。「FW安藤瑞が中央にいてその周りをFW平戸が自由に動き回る。」という形が確立されたが21試合で5ゴール3アシストを記録している。精度の高い右足はJ2屈指である。ラストパスの本数はJ2で5位となる35本。守備面での貢献度も非常に高い。2節の東京クラシックで決めたミドルシュートはゴラッソだった。
FW ルキアン (ジュビロ磐田)→ 21試合で9ゴール2アシスト。やや低調なFW小川航に代わって磐田の攻撃の中心として君臨している。強靭なフィジカルを生かしたボールキープはJ2屈指。圧倒的なパワーを持っており、なおかつ、スピードもある。左サイドから仕掛けてチャンスを作る場面は多い。シュート精度も高いので「J2レベルでは止められないクラスのストライカー」である。磐田がJ1昇格に失敗した場合は「流出の可能性大」である。
FW 町野修斗 (ギラヴァンツ北九州)→ 2019年はJ3で30試合で8ゴール3アシスト。飛躍の1年になったが今シーズンはさらに成績を伸ばしており、16試合で7ゴール7アシスト。コンスタントにゴールに絡んで首位ターンを果たした北九州の攻撃の中心として躍動している。185センチの長身でありながら技術が高くて運動量も多い。味方をうまく使える点も大きな武器と言える。ラストパスの本数はJ2で6位となる33本。スケールの大きなCFである。
FW 加藤陸次樹 (ツエーゲン金沢)→ 大卒1年目ながら攻撃陣に怪我人が多発した金沢のエースに成長。21試合で9ゴール1アシストを記録している。178センチなのでCFとしてはそこまで大きな選手ではないが「何でも出来る万能型のフォワード」である。すべての能力が標準以上で、フィニッシュも正確なので、評価が大きく高まるのは当然の話である。広島ユースから中央大に進学しているがオフの移籍市場で争奪戦が繰り広げられているのは確実。
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